和蝋燭(わろうそく)とは 和蝋燭のルーツについて

和ろうそくとは・・・ 昔、冬にお花が手に入りにくかった東北地方では、お仏壇にお供えするお花の代わりに
お花の描かれたろうそくをお供えしていました。
現在でも夏場、お花の枯れやすい時期のお花代わりやお供え物として使われています。
普段はそのまま飾っておいて、仏様の月ご命日やお盆・お彼岸などに火を灯してください。
和ろうそくは植物ロウを使用しています。例えお花の絵が描かれていなくても、
ろうそく自体がお花の代わりをしてくれるそうです。大切な方へのプレゼントやお土産としてもご利用頂けます。
誕生日花や季節のお花、お好きな絵柄をお選び下さい。

らっそく屋の和ろうそくの特徴と原料

櫨(はぜ)の実 らっそく屋のろうそくには2種類の原料を使用しようしており、それぞれに特徴があります。
  1. 櫨(ハゼ)の実 〜ろうの原料として櫨(ハゼ)木の実から抽出される木ロウを使用しています。
      特徴 :やさしい炎とやさしいロウの香り。

      蝋が溶ける融点が低いので少し紅がかった炎を出します。
      芯が太くパラフィンろうそくに比べて大きい炎を出します。風に強く消えにくいのも特徴です。

  2. 米ぬか 〜ろうの主な原料として米ぬかを使用しています。
      特徴 : 櫨ロウと比べて融点が高くなります。

    米ぬかを使った蝋は櫨ロウよりも炎が大きくなるので、大きいサイズになると使い方には注意が必要です。(櫨ロウも同様)
    比較的パラフィンに近い燃え方をします。
    また、ロウが櫨より硬めで、櫨の和ろうそくに比べてロウだれがしやすくなってしまいます。

伝統的な和蝋燭の種類(原料別)

 ろうそくの原料となるものには、『動物』・『植物』・『鉱物』の3種があります。

・ 植物 〜櫨(ハゼ)・漆(うるし)・糠(ぬか)
・ 動物 〜クジラ・うし・蜂
・ 鉱物 〜パラフィン・・・キャンドルの原料・石油の副産物。(和蝋燭にも混ぜて使ったりもします。)

漆蝋燭 (うるしろうそく)
  はじめに、漆蝋燭は、会津や出羽など東北地方で多く造られていました。その理由としては原料になる漆の木は寒い地方に多く生息していることがあげられます。後一つの理由は、漆塗りなどで知られる漆器などの副業として成り立っていたからと考えられます。
しかし現在、漆蝋燭は生産されていません。最後まで漆蝋燭が残った絵蝋燭も今では残っていません。500年程の歴史を持つ地域(福島・山形)でさえも博物館や資料館などに残っているだけになっています。
江戸時代中期より九州で櫨蝋造りが始まり、その後の明治時代に漆蝋燭は完全に姿を消してしまいました。

絵蝋燭 (えろうそく)
  花のない東北地方の冬に、仏壇に供える花の代わりに故人の生前好きだった花を描いてお供えするようになったことが絵蝋燭造りの由来だといわれています。当時は大名や神社仏閣・上流社会で愛用されていて、特に婚礼の儀式の際には一対の絵蝋燭が灯されたことが、華燭の典(かいしょくのてん)の語源になったともいわれているそうです。【 ※華燭の典とは華やかな結婚式を祝っていう美称のことです 】

らっそく屋のキャンドルグレイスについて

キャンドルグレイスとは・・・らっそく屋で絵付けをしているキャンドルグレイスの材料はパラフィンです。
外側と中側のロウの種類が違うので、中側のロウから溶け、ロウだれしにくい造りになっています。
外側のロウが丁度、行灯(あんどん)のような柔らかな灯り(あかり)を演出します。
部屋を暗くして火を灯すと外側に絵が描いてある絵が浮き上がったような幻想的な雰囲気が楽しめます。
耐熱性の皿などに置いてお使い下さい。